Tech Café: DivXを組み立てる5つの技術 (2)

タイランです。今回はDivXを組み立てる5つの技術のうちのひとつ「コンテナ」について紹介します。

厳格に片づける場所が決まっている入れ物。コンテナ

動画をしまっておくコンテナには、いくつか種類があります。代表的なものだけでも…avi, mp4, mov, flv, wmv, asf, mkv 等々…ここで気がつくのは、「ファイルの拡張子名としておなじみのもの」であることです。ファイルの拡張子は、そのビデオファイルのコンテナの種類を表すことが多く、逆にその中でどんな動画圧縮フォーマットを使っているか、オーディオはどうなっているのかという情報はありません。あるプレーヤーで一部の.movファイルは再生できるけど、再生できない.movファイルもあったりするのは、そのプレーヤーが中身の動画圧縮フォーマットに対応していたり、していなかったりするのが原因です。

代表的なものを表にまとめしまた。ご覧の通り、それぞれのコンテナに対していくつかのビデオフォーマットを入れ込むことができます(ただ、理論的にできるだけで、例えばVC-1が入ったavi等、ほとんど見かけることのない組み合わせもあります)。

※下記の表もあくまで一部のコンテナと、一部の動画圧縮フォーマットのみ挙げていますので、実際はもっと多くの組み合わせがあります。

avi mpg mov flv wmv asf mkv 3gp
Motion JPEG
MPEG-1
MPEG-2
MPEG-4 SP, ASP
MPEG-4 AVC (H.264)
H.263
VP6
Window Media Video
VC-1

コンテナの中には、動画をファイルの中のどの位置にしまうのか、音声をどの位置にしまうのかというルールももちろんですが、動画の情報も含まれています。動画の枚数(フレーム数)はいくつなのか、画像の高さ・幅はいくつなのか等など…、非常に細かく規定されています。さらに、当然と言えば当然ですが、ファイルを作る側と、ファイルを再生する側、どちらも同じルールに従う必要があります。このルールを細かく規定する規格書があり、それぞれのフォーマットごとに数十ページ、数百ページのドキュメントが存在しています。

DivX Plus HDでも使われているmkvのコンテナは非常に特徴的で、興味深いのでまたこのブログの中で紹介したいと思います。

次回予告

次は当然動画圧縮の話?と思いきや、著作権管理(DRM = Digital Right Management)の話をしたいと思います。【タイラン】

関連記事

関連記事:

DivX認証携帯電話 docomo PRO series™ SC-01B(サムスン製)
DivX Plus HDビデオを楽しむ方法 (1) - DivX Plus HDとは
DivX To Goならビデオの変換・転送が簡単、しかも無料!